東京都選定歴史的建造物等    2018-7-28 現在 
名 称 年 代   構造等
旧岩崎家住宅
(旧岩崎邸庭園)
明治29年
(1896)頃
洋館:木造二階建、建築面積531.5㎡、煉瓦造地下室付(撞球室及び大広間との接続部を含む)、玄関部塔屋付、スレート葺 撞球室:木造一階建、建築面積138.0㎡、スレート葺


洋館


洋館と撞球室
旧岩崎家住宅 (撮影:2004-4) 旧岩崎家住宅 (撮影:2004-4)


洋館


洋館
旧岩崎家住宅 (撮影:2004-4) 旧岩崎家住宅 (撮影:2004-4)


前庭


洋館
旧岩崎家住宅 (撮影:2003-5) 旧岩崎家住宅 (撮影:2003-5)
特徴等
三菱を創始した岩崎彌太郎は、旧舞鶴藩主牧野氏よりこの地と邸宅を購入し、明治15年(1882)に当時の湯島梅園町から移り住んだ。現存する建物は、その子久彌が明治29年(1896)頃建設したもので、洋館、和風建築、及び撞球室からなっている。洋館と和館を併設する典型的な明治期の大邸宅として、往時のたたずまいを今に伝えている。
洋館は木造2階建・地下1階、スレート葺、イギリス17世紀初頭のジャコピアン様式を基調としたとされている。撞球室 (どうきゅうしつ) は木造平屋建・地下1階、スレート葺の山小屋風洋風建築で、設計はいずれも 明治10年(1877)工部大学教師として来日、日本近代建築の師といわれているイギリスの建築家ジョサイア・コンドルである。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/東京都文化財情報DB(東京都)
2018-9-29


洋館玄関
旧岩崎家住宅 (撮影:2003-5)
       
       
       
       
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